天才(笑)vs17人の男子生徒

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30分ぐらい説教を受け俺は今廊下をトボトボ歩いている。 目指すは1―B…俺のクラスだ。 俺は廊下ですれちがう教師に挨拶しながら歩く。 しばらく歩き、ある表札が見えた。 『1―B』 そう…俺の高校生活の始めであり活動の場でもある。 今は休み時間だから入るのに躊躇いは無いけど…そう仲良くない奴らに好奇な目で見られるのは嫌だ…気が進まない。 でもいつまでも突っ立っているわけにもいかず俺は横開きの扉を開けた。 まぁ…予想はしてたけど… 扉を開けた瞬間、俺に向けられた視線視線視線… 俺はクールを装い席につく。 他のクラスメートは中学からの友達や高校で仲良くなった友達と談笑もしくは騒いでいる。 「はぁ~…」 俺は柄にもなくため息を吐いた、本当に友達ができるのだろうか… 俺はざっと周りを見渡す、理由はヒロイン候補の女子。 絶対条件は美少女・優しい・明るい…etc しかし…………………ヒロイン候補はいない………… ヒロインは俺が決めるものでは無いのだが、そこに作者の悪意を感じた。
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