プロローグ

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朝食を食べ終え洗面台に行き歯を磨いて顔を洗う。 ふと鏡を見る、鏡には青いつなぎのイイ男ならトイレでヤらずにその場で押し倒しても不思議じゃないイケメンがいた。 もちろん俺のことです。自分大好きです。 俺は自室に戻りまだ新品同様の制服を着る、ネクタイが苦しい… 「筆箱も入れた…教科書も入れた…休み時間用にゲームボーイ…完璧だな。」 持ち物を確認した後、制鞄をひっ掴み階段を降りる。 「行って来まーす!」 「いってらしゃーい!」 リビングの扉の向こうから母さんの応答が聞こえた。 俺は意気揚々と玄関口を開け青い空が澄み渡る外に出る。
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