とある日常

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ふんっと鼻でも鳴らすんじゃ、と思うほどに少女は笑った 思考が停止していた俺はすぐに起動させ、冷静に考えてみる 護衛つまり守る+一緒にいければいけない=面倒 よし、 「俺、面倒ごと嫌いなの。つーことでパス」 ひらひらと手を振り帰路につこうとした俺の腕を掴んだのは、朝みた厳つい黒スーツのおじさま 「逃がしはしないわ。竹光、連れて行くわよ」 少女がニヤリと笑い、近くに止めてあった黒塗りの車に歩いていく 「御意」 「俺の意志は無視っ!?」 _
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