とある日常

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珍しく早起きした俺は台所で朝食を作っていた こう見えて家庭科は5だからな 味には自信がある 匂いにつられて来た猫のねぎに鯖の身を少々お裾分けしてやる 「なかなかの味付けだろ?」 「確かに美味しいけど、私好みじゃないわ。もう少し濃い方がいい」 「猫の分際でナマいってんじゃねぇよ」 「猫に擬態しろっていったのはお前じゃないか」 猫が喋ってるッ!?なんていうベタなツッコミは飲み込んでくれ 理由は・・・まぁ、おいおい話すっていうことで _
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