春、入学式があるよ。

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葉「それで~、私ではなく生徒ならいいかと聞いた所~、許可されましてね~。」 信「だからって、俺はそんなに………美「分かりました。行きます。」 えぇ~…。俺の言葉遮られた……。 葉「ありがとうございます~!では~、美由さんにお任せします~。」 美「任せてください!」 なにやら二人だけで話が纏まってしまった。 もう、どうにでもなれ。 信「失礼しました~。」 美「失礼しました!」 もうやる気もなにも削がれた俺は挨拶など適当。 反対に、元気よく挨拶した美由。 もう、本当にどうにでもなれ。 信「あぁ~……めんどい。」 校長室を出た俺達は、並んで寮へと向かう。 今日は入学式だったから、午前中だけだからな。    
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