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美「す、すみません……。」
美由は葉子さんに謝り、自分の席につく。
信「ふっ…やっぱり美由は面白いな。」
美由「くっ…、信…アンタ覚えてなさいよ……!」
信「生憎、覚えていられる程の頭はありません。」
美「アンタは!!」
葉「美由さん……?」
あ~あ、やっちまったなぁ!
男は黙って
葉「この後校長室に来てください。」
男は黙って
葉「逃げる事は、許しませんよ?信君?」
男は黙って………ええっ!!?
信「な、なんで俺が!!?」
葉「その方が…面白いからです!」
信「嘘やーん!!」
その瞬間、ドッ!と体育館に笑いが出た。
入学生も笑っている。
在校生も笑っている。
みんなが笑っている。
記念すべき今年度最初の行事は、笑いから始まった。
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