20人が本棚に入れています
本棚に追加
松本の言葉を聞いて、俺は水城の言葉を思い出す。
"松本さんには絶対来て貰ってね"
「いやっ、駄目だ!松本!お前も出てくれ!!」
「どうしてですか?」
「どうしてって言われても…客が来るから?」
「?」
意味がわからない、といった顔をする松本に桃が言う。
「きっと梨夏先輩はモテるからですよ~」
「私、モテないわよ?」
「「いやいやいや!!!」」
あまりの自覚のなさに俺と桃は顔の前で手を降る動作をする。
松本は学校一人気だから!!
松本はな、顔だけじゃなくて性格がな…モテるよーな性格してる。
そこに昼休みの終わりを告げる、チャイムが鳴った。
「うわっ、もうこんな時間かよ!松本、桃、悪かったな!急いで戻ってくれ」
結局あんま仕事進まなかった。放課後もやらなきゃなー。
俺ら3人はそれぞれ急いで教室に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!