1章:出会いと始まりの橋の下

4/22
前へ
/24ページ
次へ
「つまり、わたしはあなたの二次元にあるものを現実(リアル)にしたいっていう願いを、かなえに来たの」 聞けば聞くほど胡散臭いが、もし本当ならありがたい話だ。 「で、具体的にどうするんですか?」 「えっと、実体化させる能力自体をあなたにあげるわ」 笑顔で言うのがなんか恐ろしいです… 「代わりにあなたの魂をもらうわ~とか言わないですよ…ね?」 「魂とは言わないけど、そっちをもらうわ」 と、二次元の(ryは僕が使っていたパソコン…を指差した。 「だ、だめですよ僕これがないと生きていけません!」 廃人発言\(^o^)/ 「それじゃなくて、その隣に置いてあるアポロチョコよ」 そういえばさっきクラナド見ながら食べてたんだった。 「こっちですか、いいですよこれくらい」 「やった!わたしアポロチョコを一〇〇〇〇年と二〇〇〇年前から愛してるの!」 机の上に置いていたアポロチョコを箱ごと渡す。 受け取る手は純白で、まさに二次元の女の子のような美しい肌だった。 「それじゃ、力の受け渡しをするわね」 と、その瞬間に、僕は、二次げ(ryに、キスをされた。 ・・・これなんてエロゲ?
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加