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アカシヤの蜜
うーん、寝苦しい。
「ニャ~、」バ・カ!ご主人さま~。アカシヤの花粉まみれで、帰宅。
さくらは、悲しいです。
さくらの目線には、どでかい瓶詰めのものが、部屋の中を闊歩している。
あーあ‥イライラ。
ゴン‥ゴロゴロ‥えぇ(・_・)エッ..?
「ミギャー!」痛いよぉ(;_;)
前足を挟んだ。
自然に、治るかなぁ~。舐め舐めて、口の中‥
自分の毛だ。
ご主人さま~。「ミイニャ~、」
めそめそ。(;_;)
こいつ、キライ‥このバ・カ!
ご主人さま~。
かまってよー、さくらって‥
呼んで、部屋の中に、さくらだけ‥
早く、帰ってきて~「ミイ~、ミイ~、」
まだ、窓のぉ外の世界を知らない‥
そもそも‥拾ってもらって‥この部屋からから‥出たの‥
前足じゃない、後ろ足の肉球‥で‥
思い出したら(;_;)なおさら‥
ご主人さま~。
うとうと(-.-)zzZ
さわさわ‥さわさわ‥えぇ‥
「ミイニャ~、」
お帰りなさい!ご主人さま~。
‡主人公‡側から‥
最近、やたらと瓶詰めが、
倒され‥迷惑だ。
原因は、さくら、帰宅が、遅いとふて寝。
女の子だからか 爪がするどい‥ハハア‥失礼。
わかってないな~。
この瓶詰め!
抗菌作用のある 蜂蜜。
食べ物だし‥さくらの傷口にって、‥
さくらが、解る訳ない。
オイ ‥あーあ馬鹿!
後ろの肉球は、なおって‥今また、前足‥
いたずら坊主!
さくら、さくらー!
びくっと、からだをさわさわしてたら‥甘えた声で鳴く。
まだ、当分は、彼女が欲しいと思えないや。
さくらが
可愛くて~。仕方ないや。
女神は、さくらだから、
仕方ないや。
なっ 「ナァ~」はい、ご主人さま~。
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