ー*初デート*ー

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石『奈月…』 ただ、名前だけをボソッと言うと奈月の手を強く握りしめた。 奈『………』 温かい…… 先生…私は大好きなんだよ? ちゃんと伝わってますか? 石『奈月に“格好良い”って言われたい。 それが、一番嬉しいんだよ? ねぇ、奈月…… 僕さ…不安な事があるんだ。 聞いてくれるかな?』 奈『当たり前だよ! 教えて?』 石『奈月… 本当に僕で良いの? もっと、歳の差のない人と付き合った方が幸せなんじゃない…?』 一言で不安と言ってもその理由は数多く存在する…… 私も不安だけど、先生も不安なんだね? 一緒なんだ…… 本当は不安にさせたくない。 だけど、私は先生と離れるなんて考えられない。 ごめんね?
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