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私は家に帰った。と言っても一人暮らし。
別れた彼との思い出が詰まった、この部屋に居るのは辛かった。
甦るのは楽しい思い出バカリだから。ビールが無きゃやってられなかった。
次から次へ缶ビールを空にした。お酒の力を借りないと弱り果てる気がして自分を偽り強がっていた。
こうして気付くと缶ビールを数本空にし、いつの間にか酔い潰れていた。
目が覚めて時計を見ると午前2時。無性にラーメンが食べたくなって冷蔵庫を漁った。
今までの自分だったら、太るので我慢しただろう。しかし、別れた後はどうでも良かった。
作るのも面倒だったので近くの24時間やっているラーメン屋さんに食べに行く事にした。
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