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暑い中、1限目が始まる。皆、先生が黒板に書いたことをノートに書き取っていく。もちろん、俺も。
そんな中、俺は視線を感じその方向を見た。そう、窓の外だ。
ここ、俺達の教室は3階にある。窓の外には、背の高い木がある。さらに、その向こうに校庭が広がっているわけだが。
視線を感じたのは、真横。でも、そこには木があるだけ。そして、そこからは妖の気配。
しかし、俺はその気配の元を見つけることが出来なかった。
すぐさま、俺は先生に指され教科書を読むことになったから、ゆっくり窓の外を探すことが出来なかったからだ。
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