・其ノ二 ~学校~

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猫娘…まぁ、見たまんまか。   「なんの用だ?」   俺が聞くと、猫娘が言う。   「あ~さすがに驚かないか~。えっとね、挨拶に来ました~‼」   そりゃあ、毎日色んな妖見てるわけだし。 ん?待てよ…挨拶に?   「何の挨拶?」   「これからもよろしくお願いします~って挨拶。」   猫娘は笑顔で答える。 どういうことだ?意味がわからん。そう思い、俺がまた聞こうとしたとき…   「あ‼そろそろ戻らなきゃ~。じゃあ、またね~光。」   猫娘は手を振り、また木に向かっていく。木に飛び移る時に、また白い煙が猫娘を包み、黒猫に戻った猫娘は行ってしまった。 さすが猫、かなり素早かったため、俺は呼び止める事も出来なかった。   結局、なんだったんだ?妖石狙ってる感じではなさ気だけど…。
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