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猫娘…まぁ、見たまんまか。
「なんの用だ?」
俺が聞くと、猫娘が言う。
「あ~さすがに驚かないか~。えっとね、挨拶に来ました~‼」
そりゃあ、毎日色んな妖見てるわけだし。
ん?待てよ…挨拶に?
「何の挨拶?」
「これからもよろしくお願いします~って挨拶。」
猫娘は笑顔で答える。
どういうことだ?意味がわからん。そう思い、俺がまた聞こうとしたとき…
「あ‼そろそろ戻らなきゃ~。じゃあ、またね~光。」
猫娘は手を振り、また木に向かっていく。木に飛び移る時に、また白い煙が猫娘を包み、黒猫に戻った猫娘は行ってしまった。
さすが猫、かなり素早かったため、俺は呼び止める事も出来なかった。
結局、なんだったんだ?妖石狙ってる感じではなさ気だけど…。
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