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まぁ、ざっとこんな感じ。
俺は、部屋に入った。
「おかえり。」
テーブルの上に置かれたミニクッションの上で休んでいる(贅沢な)鳥が、俺に声をかけた。
「あぁ、ただいま。」
俺は返事を返す。
この鳥の名前は翠(スイ)。綺麗な青緑系の色をした鳥だ。
さっき喋ってたけど、実は翠は妖。それも、かなり強いやつだ。なんでも、代々この家の妖石の持ち主に仕えるとか…。
どうやら、そういう妖鳥(ヨウチョウ)の一族?があるらしく、何百、何千年ごとに妖石の持ち主に仕える力を持った鳥が生まれ(出現?)し、仕える役目を交代するとか…って話を聞いた。
翠は、かなり長くこの役目をやっているらしい。だから、もちろん妖石の以前の持ち主である俺のじーさんにも仕えていた。
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