・其ノ三 ~家~

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「あ‼そういや、学校で変な妖に会ったぞ。」   「変な?」   俺は、翠に今日会った猫娘について話した。翠はミニクッションをおりて、テーブルに座っている。(鳥が座っているというのも変だが)   「フム、人型になりおったか。力は強いようだな。しかし、挨拶ね~…うーん…」   翠は、人が腕を組むような形に自分の羽を組んだ。   そうそう、妖は力がかなり強いと人型になれるらしい。なれないと、学校で会った猫娘のように妖である部分が残ってしまうとか…。もちろん、妖を見ることの出来ない人にも見えるようになる。見えないようにしておくことも可能らしいが。 また、動物系の妖なら動物の姿(猫娘なら黒猫、翠なら鳥)とかになっていることもできる。やっぱ、人には見えるようにしたり見えるようにしたり出来るらしい。
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