・其ノ六 ~来訪者~

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俺は息を吸い込む。 そして…   「うるっさい‼‼‼ちょっとは大人しくしてろ💢」   後ろを振り返り、声の主達に向けて大きな声で言った。 わかってると思うけど、声の主達は、もちろん翠と猫娘。 飛んでる翠に、猫娘が半分人間、半分猫(手足に耳に尻尾が猫)となり飛び付いていたんだな、俺の後ろで。 俺の声でピタッと動きを止める2匹。   「立ち話もなんだし、とにかくあがれ。」   俺は、響に言い、響と猫娘を居間に案内した。
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