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雪がちらつくわけでもなく寒くなるこの季節。
冷たい夜空に浮かぶ星は綺麗にきらめく。
外は1週間後イベントを盛り上げるかのようにいろいろなイルミネーションが東京の街をさらに賑やかにする。
そんな外の活気さとは真逆に、僕のいるこの空間はそのイベントを表す物なんて1つもなく、ただ綺麗で静かで・・・
でも・・・安心する。
「なぁ・・・光一。」
ソファーに座っていた僕はベットでくつろいでいる光一の隣に移動する。
「・・・ん?どないしたん?」
目線は読んでいる雑誌から離さず聞いてくる光一。
お互い気を使わない関係だから出来る行動。
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