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「意味…分かってます?」
正直分からないけど…話すのもめんどくさい…。
「あ?あぁ…」
何でか知らないけど男達はゆっくりとつめ寄ってきた。
後ろはコンクリートの柱があってこれ以上後ろに行くことは出来なかった
なんか……嫌な予感が…。
「…っ。……な、なんだよ…」
「先輩って細すぎじゃないですか?」
廊下にいる生徒全員がこっちを遠目で見ている
「っ…てめーらに関係ねーだろっ…!!」
なんで気にしていることをこいつらに言われなきゃいけねーんだよ…!!
いや…べ、べつに気にしてるわけじゃないけど…。身長のこと言われるよりはましだけど……。
「つか、一目見て思ったけど肌めっちゃ白いですよね?」
「っ…//!」
「あれ?先ぱーい?照れてます?^^」
「っ…なんなんだよ?何が言いたいんだ!!」
あいてらを睨むも全然ひるむ様子がない
あきらはまだ女子と話してる…というより呼び止められてるようだ
「んじゃ、正直言っちゃっていいすか?」
「だからっ…なんだよ!」
もったいぶった言い方に怒りを感じ、少しあらめに言葉を返す…。
一瞬こいつら全員殴ろうかと思ったけど…
「先輩ってエロいですよねぇ?」
「…は?」
言葉を理解するのに何秒かかったかは知らないが、なかなか言葉が出ないでいた
…正直、エロいという言葉の意味がわからなかった
学校でそんな言われるようなことしたっけ……。
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