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…とりあえず…定番の屋上から見てまわろう
『~♪』
校内放送が入って呼び出しをされる
あきらの声だ…多分遅いからはやく来いってかんじのことを言ってるんだな…。
屋上について、見回すと…案の定……サボり連中がたむろしていた
「お前ら…何してんだこんなとこで…。はやく集会に行け……」
「鍬兎君……俺達行ってもきついお説教が待ってるダケだから行かなくてもいいでしょー?」
スリッパの色からして同学年と思われる奴が話し掛けてくる
「ダメだ……早く行け」
「えー^^」
なぜかこのサボり共はニヤニヤと笑っていやがる
「鍬兎先輩…真面目なんだか不真面目なんだかわかりませんね~^^」
「…?」
どっかで聞いたことのある声に顔を向けると、そこには昼休みに見た赤髪の奴がいた
そっか…確かサッカー部は今顧問がいないから相当自由にやりたい放題やっているんだとあきらから聞いた記憶があったけど…………どうやら本当だったらしい
「お前っ…昼休みの…//。」
昼休みのことを思い出したっ……。
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