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鍬兎sideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…とゆーことだよ♪あんちゃん^^」
「なるほどな…」
燈磨は横になったまま冷静に部屋を見回した
「お兄さん目さめましたか?」
憂兎がお茶を運んできた
「緑茶じゃねーのかよ」
……緑茶じゃなくて紅茶の匂いか…。
現在、場所は憂兎宅。
燈磨は寝ていたため引きずられて此処まで運ばれた
「ゴメン。こっちのほうが良いかと思って…」
憂兎はシュンとしたようにうつむいた
「謝らなくていいよ^^あれ怒ってないし、いつものことだから☆」
「そうなんだ…いつもあんなかんじなの?」
「そーだよ^^でも今は負けてばっかだからそれもあるかな☆」
俺は今、亜槻と2人でババ抜きをしていた
「鍬兎って素直だな^^」
亜槻がカードをとる
「は?」
……どれにしようか迷う。亜槻のこの余裕な態度が……気にくわん!
「顔に出るからわかりやすいな^^」
亜槻はカードをとって…
「はい、上がり^^」
手持ちの札を置いて手を広げる
「っまたかよ…」
…っ。ババのカードを手にとって確める
「なんか細工してんじゃねーのか…」
「はは…^^してねーよ」
「はい、亜槻」
「あぁありがと」
憂兎はみんなにお茶を配る
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