3738人が本棚に入れています
本棚に追加
/1083ページ
一応生徒会だし……生徒が全員かえった後……校内の見回りをして…3人で家に帰る。というのが日常なんだけど…。
いつもこの時間は暇だ……。
「…。」
飲み終えたゴミを教室のゴミ箱に捨てて、教室を出て生徒会室に向かおうとする
『~♪』
「…?」
教室を出てすぐに自分のケータイが鳴った…。
番号を見ても登録されてない番号で全然分からない……。
ただでさえ充電がないのに…。
「…。」
多分間違い電話だろう。とは思ったけど…一応電話に出る
「もしもし……」
「…もしもし?先輩?」
こいつ……。
今日1日で既に聞き慣れたその声に一瞬電話を切ろうかとも思った…。
「……なんだよ…」
つか、なんで知ってんだよ…。
内心そんなことを思いながらも様子をうかがうけど………なんだろう…。昼の時とちょっと違う……?
『先輩…俺ぇ、死んだほうが良いんですかね……?…プツッ…ツー…ツー…』
それだけ突然言われると…電話が一方的にきられる
……?
…意味がわからなかったけど検査の時の言葉を思い出した……。
『先輩、放課後屋上に来て下さい…』
……屋上……。
って…もしかして……
嫌な考えが頭をよぎる
「…っあのやろう……」
……すぐに屋上へ走る
てか……なんで急にあんなこと言ったんだ………。
最初のコメントを投稿しよう!