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っ…。…なんか寒いな………。
布団にもぐりこむ
「さっき風呂入っただろ」
「寒いんだよ…」
「ホントに取り憑かれてるんじゃないのか?」
「だからっ!そーゆー話をするなっ…;!!」
「はいはい…。」
燈磨はそう言うと、俺の隣に入ってきた
…//。
「一緒に寝ろって言ったわりにはそーゆー態度なんだな」
自分でもよく分かんないけど、燈磨に背を向ける
「今よーく考えたら、結構恥ずかしくて…///」
「だろーな。そんなに俺に甘えて、ただのデレだと困るからな…。」
「?」
「こっちの話だ…。」
…。…っ!?
気づくと、燈磨の腕の中にいた…
「っ///。」
「お前に言っとくことがある」
「な、なんだよ…//」
「今度学校に来る奴が居るのは知ってるな?」
「あぁ…。そいつが?」
「オヤジの会社の関係で付き合うことになったんだ」
「…どっか取引先の?」
「あぁ…」
…。…なんだよ…それ………
「妬いてんのか?」
「…っ///。つ、付き合うって…その、上辺でか?」
「そうだ」
「…。」
燈磨の腕が離れて、肩を掴まれる
「こっち向け」
「…//。」
嫌々ながら…燈磨の方に向くと、すぐにまた抱き締められる
「…//。いつまで付き合うんだよ…」
「さあな…なるべくはやく済ませるつもりだ」
「…なるべくはやくかよ。」
…。…って何これ!!これが嫉妬ってやつか?!いや、違うっ…落ち着け俺っ…//!!!
「鍬兎。」
「!?…な、なんだよ…//。」
「お前だけだ…。」
「っ…///。」
…。…燈磨の……今日のいろんな言葉の意味が分かったような気がした
これから、何があるか分からないから…だから俺が……多分、落ち着くように……。
その夜はそのまま深い眠りについた..
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