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それは些細なことから始まった。
亜槻のこの一言からだった
放課後、生徒会長特別私室。
燈磨はいつも通り眠っている。違うのは、亜槻と憂兎が此処にいることだ
「さて、今日は何をして遊ぼうか^^♪」
「何しようかー^^Vv」
「…。」
「にいちゃん^^そんな呆れた顔しないでよ☆」
「どうせろくでもないこと、考えてるんだろ…?」
「いやー…何しようかね^^★」
あきらは珍しくやることが無いらしく悩んでいる
「そういや…おにいさんって謎が多いよな^^」
「そういえばそうだねぇ^^」
「よし☆あんちゃんを分析してみようか^^」
「…。」
「「はーい^^」」
やる気満々だな…。
「でも、あきらなら少しぐらい分かるんじゃないの?^^」
「うーん‥。それがねぇ、なかなか判らないんだよ。にいちゃんなら幾らでも出てくるんだけど‥^^」
「…。」
「いやー…あんちゃんはホントに謎が多いよ^^あんまり下手に動くとバレちゃうから、正確な情報が出てこないんだ★」
「そっか…。じゃあ、まず簡単なことから分析してみるか^^」
「簡単って…例えば?^^」
「あんちゃんが笑う時^^★」
「なるほど‥それなら簡単かもね^^」
あきらはホワイトボードを引きずってきた
「‥まず、人間が笑う時はどういうときか考えよう^^」
「やっぱり楽しい時だよねー^^」
「あと呆れて笑える時とかあるよな^^」
あきらは出てきた案を書き留める
「人を見下す時とか楽しいもんね^^★」
「お前だけだ‥。」
「なんか言った?^^★」
「…いえ」
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