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いつもの日常?
鍬兎side------------------------------
ここは生徒会室。
「お願いです!なんでもしますからっ!!」
そう言った一人の男子生徒は必死に土下座をして頭を床に強く押し当てて、燈磨にうったえた
どうやら生徒会に入りたいみたいだ…。
「出ていけ」
容赦なくそう言い放ったのは、この学校の生徒会長
燈磨様又は会長とほとんどの生徒から呼ばれている
大川 燈磨(おおかわ とうま)
俺の兄にあたる
全部見透かされているような真っ黒な目は、俺ですら恐怖の対象になる……。
顔も……まぁ…良い方だと思うし…何より身長が高いし威圧感がすごい
ただでさえ見た目が厳ついのに…口からは、いつも冷めたことしか発せられない
「…;。」
常に必要最低限しか喋ることはない
いわゆる冷めたヤツ
冷めた奴というより…興味がないものはホントに興味がないんだと思う
何より今は睡眠の時間だし…そのすいみんを削られてるせいもあって不機嫌なのだろう……。
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