3736人が本棚に入れています
本棚に追加
/1083ページ
「たける…」
鍬兎は寂しそうに俺の袖のとこを掴む
「なーに鍬兎^^」
「どこみてんだよ…」
「え?」
「今あの子の方みてただろ」
「んなことねーよ^^俺は鍬兎だけいればいいから」
そんな鍬兎を優しく抱きしめると小さな手が背中にまわされて服をギュッと掴む
「ホントか…?」
「ホント…。信じて‥」
「ん…。」
うなじのところに顔を近づける
いつもの…鍬兎の匂いだ‥。
「あ、あんまりこーゆーのは…//」
「照れてるの?なんで?」
「誰かに見られたら‥//。」
「かわいいな鍬兎…。もっと顔みせて‥」
「…//。」
鍬兎はうつむいたままこっちをみようとしない
あごを持ち上げて視線を合わせる
「っ…///。」
「好きだよ…鍬兎」
唇を重ねようとした瞬間…。
「待って、佐々木君^^」
「ん?^^」
「コレ受けてからにして^^★」
何故かあきらみたいな口調だったけど笑ってるその顔もかわいい…。
そんなことを思ってると、腹の辺りに強烈な痛みがはしる
「うぇ゙…!!」
鍬兎に思いっきり殴られた
そのせいか意識がどんどん遠くなって…
鍬兎がこっちを微笑みながらみてる。恐いよ‥その顔…
たけるside-------------------
「いでっ…!!」
床に頭を打ちつけた衝撃で目が覚めた
どうやら夢をみていたらしい…。
良い夢だったなぁ‥最後以外
ん?腹いてーな…。てことは夢じゃない!?
俺は上を見上げると、あきらがいた
「おはよー^^★」
「お、おはよーございます…」
「夢をみるのは勝手だけど、その寝相の悪さをなんとかしないとね^^★」
「はぃ…^^;」
や、やべー…。かなり怒っていらっしゃる
「許さないよ^^★」
「え…^^;」
.
最初のコメントを投稿しよう!