あきら・覚醒

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鍬兎side--------------------- 「んじゃあ僕先に寝てるよ^^」 「んー」 「お休み^^♪」 「…やすみ」 憂兎達が出たら風呂にいこう…。 燈磨…遅くなるって、何時ぐらいだろ 「ふー^^おまたせー♪」 「ん…。」 「わりーな^^お先♪」 「なんか鍬兎怖い…。オバケみたいになってる」 「あんま無理しないで寝たほうが良いぞ^^」 亜槻に頭をワシャワシャやられる 「大丈夫だ…。」 「寝てても帰ってくるんだからホントに寝たほうが良いよ?」 「あぁ…。」 「聞いてる?」 「あぁ…。」 「…。とり憑かれてるみたい…。」 「あぁ…。」 2人は同時に溜め息をついた みんなが寝静まったころ…。 まだ帰ってこない…。 テレビをみてても眠い。 たまに意識が夢の中にいきそうになるけど、なんとか耐える 部屋には妙に大きく響く時計の針の音とテレビ音だけだった 身体が宙に浮いてる感覚で目を開ける…。 夢か…? 誰かに抱きかかえられている だけど目が慣れていないせいで顔がよくみえない 燈磨…? 燈磨side--------------------- 家に帰ってきて、部屋に入るなり…鍬兎がテーブルに伏せて寝ていた なんでこんなところで…。 「鍬兎…。」 肩を軽く揺すっても起きない いつもなら何か反応をみせるけど今は何もない とりあえず部屋に運ぼうとして鍬兎の部屋のドアを開ける そこにはなぜか亜槻達がぐっすり寝ていた 「…。」 しょうがないから俺の部屋まで運ぶ 「と…ま…―」 鍬兎は俺のネクタイを掴む 部屋について寝かせようとしても掴んだ手を離そうとしない  
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