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このまま寝るわけにもいかないし…。
「‥んぅ……」
何か嫌な夢でもみてるみたいな顔をする
そんな鍬兎の頭を撫でて耳元で囁く
鍬兎side---------------------
目を開けると視界は真っ暗だった
「…。」
何が何だか理解出来ないで考える
確か…燈磨が帰ってくるのをずっと待ってて…
で、そのあとは眠くなって寝ちゃって…
考えてたら抱き寄せられた
「っ…!?」
頭の上からは微かに呼吸をする音が聞こえる
そういえば昨日、運ばれてたのって…
やっと現状を理解出来た
久々のこの感触に思わず、自分の方からすり寄ってまた眠っていた
…。
……。
………。
………息がっ!!!
「~…!!!」
起きて早々、必死にもがく
やっと燈磨の腕の力が弱まって肺いっぱいに空気をおくる
「死ぬっ…!!」
「おはよう」
「お、おはよ…。…じゃなくてっ!!」
「朝からうるせーな」
「誰のせいだよ…!!!」
「あ?嬉しいのか?」
「言ってねーだろっ…//!!」
「そうかそうか…。」
「―…っ…///。」
久しぶりに会ったらこれかよ…//。
燈磨は部屋を出て行こうとした
「ど、どこいくんだよ…」
「風呂だ。一緒にはいりたいか?」
「なな、何言って…///!!」
たしかに、昨日はあのまま寝ちゃったから風呂には行きたいけど…//。
「だから一緒にはいればいいだろ」
「そ、そーゆーのを平気で言うなっ‥///!!」
「面白い想像でもしたか?」
「っ‥はっ…///!!?」
燈磨はため息をついた
「分かったから先いけ」
「いいのか?」
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