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午前中だけ学校があるといっても、早起きには変わりない…。
あきらは静かになったから多分寝ているのだろう。
はー…。…数学も飽きたな…。
伸びをして…時間を確認する…。既に0時をまわっていた
とりあえず今日のことで燈磨に迷惑をかけたから…謝る為に燈磨の部屋の前まで行き、ノックをする
相変わらず返事がない
「…。」
寝てんのかな…。
そう思いながらもドアを開ける
電気が消えていて…真っ暗で燈磨の姿はどこにもなかった
「…?」
ソファーの上に放り投げられている書類に目をやる
「っ……。」
その書類は今日家にきた連中だった…。
しかも誰1人としてかけていない
……こいつ等は謹慎処分どころか退学になるのだろうと考えながらペラペラと書類をかってにみていた
「―…。」
まだ燈磨は戻ってこない。謝るのは明日でいいか…。眠いし……。
喉が乾いたから飲み物を飲みたいと思ってリビングに行く
「……?」
リビングからはかすかに光がもれていた
燈磨の声も聞こえてくる
「あぁ……。…あぁ、黙れ」
燈磨は電話相手に怒ってる様子だった。
なんだろ…。……今行ったらヤバいよな……。
此処は空気を読んで静かに自分の部屋に戻ろう……
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