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憂兎か…。
また明日から会えるのかぁ‥
楽しみだなぁ……。
校舎に入って教室に向かう
まだ慣れない校舎で迷ってる同学年のやつらもいた
「―……憂兎?」
偶然、反対側の校舎をみると憂兎が迷っているようだった
そういえばあいつ‥方向音痴だったっけ…?
「…。」
「…憂兎」
「っ‥!?…亜槻‥‥?」
「何やってんだ‥ここで」
「えっと‥校舎内見学…^^;」
「?」
「そのぉ……此処、どこかなぁ‥って」
「…迷ってるだけじゃねーか」
「ぅ…違うもん‥‥」
「ふーん^^じゃあ俺はトイレ行く途中だったから…」
「え‥。」
歩きだそうとすると、憂兎が俺の服を遠慮がちにつかんだ
「なに?^^」
「………わかんなぃ」
「ん?^^」
「だってこの校舎やたらと広いんだもん‥‥//」
「…はは^^そうだな‥」
かわいいなぁ……。
隣で一緒に歩いてる憂兎を見る
「ん…?なに?」
「^^」
憂兎の頭を少し乱暴に撫でる
「…//。」
「相変わらず方向音痴なんだな^^」
「‥そんなこと…ない‥」
「うんうん、そうだな^^」
「亜槻‥絶対バカにしてる…」
「どうだろうな^^」
教室につくと、ちょうどチャイムが鳴った
「じゃあ出席確認とるよ…」
担任が適当に出席を確認しだす
「…^^」
「…?」
「‥‥^^」
「‥‥//。」
「………^^Vv」
「………ぁ、亜槻‥//?」
隣で座ってる憂兎をずっとみてると、やっと気づいてくれた
「それじゃあ‥今日からさっそく授業が始まるから頑張って勉強するように」
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