3755人が本棚に入れています
本棚に追加
『……………。』
「っ…。」
「…。」
憂兎は、俺の服を強く掴んでテレビを観ている
『‥‥ガサガサ』
テレビから出るわずかな音にもビクビクしている憂兎が可愛くてたまらない
「…。」
「…。」
DVDが終わって、憂兎はまだ服を掴んで目を瞑っている
「終わったよ^^」
「…。」
「…?憂兎?^^」
「一…。」
「…?」
「ぅ……」
「ん?^^」
「ん…。」
腕を掴んだままふるえている憂兎の頭を撫でてあげる
そのぐらい怖かったんだな…。
…どさくさに紛れて抱きしめちゃえ
「っ…!?…っ亜槻‥?」
「‥大丈夫だよ‥憂兎…」
「っえ…?‥‥‥ぅん…//。」
「んー‥よしよし^^VvVv」
「…///。」
あれ?…嫌がらないのか?
「あ、そうだ…」
憂兎は顔をあげると満面の笑みを向けた
「晩御飯食べていく?^^」
「え‥?」
「作ってあげる^^♪」
「え゙っ…?^^;」
「ねぇ亜槻‥^^」
「…じ、じゃあ俺が作るよ^^;」
「ん…?」
「お邪魔してるのはこっちなんだしさ…な?^^;」
「…。いいのぉ…?」
「あぁ^^もちろん♪」
「^^」
憂兎の上目遣い‥‥。
やべー‥死にそう…//。
「…憂兎」
「っ…!?」
思わず、頬に手をそえていた
「あ、わりぃ…。」
「…ぅ、ぅうん‥‥//。」
「いーただーきまーす^^♪」
「はい、どうぞ^^」
「んー^^美味しいVv」
「それは良かった^^」
「ホントに美味しいよ^^♪」
「どれどれ…じゃあ俺も食べるかな^^」
「もーいえま…あむみ‥」
「食いながらしゃべるな^^」
「ん……。…はぁ」
「っで‥なんだ?^^」
「雨‥降ってきちゃってるよ?」
「マジか?^^」
「…どーする?止むまで待つ?」
最初のコメントを投稿しよう!