01冬月楓

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「なんじゃいわれ!!!」 ドカ、ドカ、 俺の名は冬月楓 皆が進路に悩む頃、毎日毎日喧嘩に明け暮れていた 昔から喧嘩っぱやい俺は周りからは短気と言われた 俺は短気なのか? ハハそうかもな… でもよ、短気だけど こうみえてやることはキチンとやってるつもり 気付けば中学も三学期になり卒業も間近に迫ってきた 「楓!!進路はどうすんだ!!」 この頃から毎日顔を見ればこの言葉ばかりを掛けてくる先公にはかなりうんざりした うっせぇ…その言葉は聞き飽きたぜ…ったくよ… 俺もわかってんだよ… どうにかしないといけないことくらいな… 俺は何も入ってない鞄を持ち先公が煙たいから1限目で帰ることにした 「来てそうそう帰るのか!?」 いちいち干渉すんじゃねーよマジうぜぇー
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