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「てか誰もいないなあー。始業式だからかな?」
辺りには人影は見えない。音も一切しない。まるでこれから何かが起こるかの様に。
「何か案外つまんないなあ‥
もっと楽しそうな事起きないかなーなーんて‥」
ヒュッ
パリーン!
え?
What?
何?
「って、え?!球?!
てか頬かすめたんですけど!」
しかも球が投げられた方を向けば何かが走ってくるのが見える。
どこからどうみても正真正銘のヤンキー達。
数がハンパない上に、パイプやら刃物やら持って危ない言葉で罵っている。
「うん、これはヤバイ。とりあえずどこかに隠れなきゃ‥」
少し離れた物陰にあたしは隠れて様子をみることにした。
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