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「ねぇ、何してるの?」
びっくりするくらい冷たい声色で一瞬本気で¨ヤバイ¨と感じた。
けれど、後ろを向くとそこにはとてもぢゃないけどそんな声色を持っているとは思えない程の可愛らしい男の子がいた。
「あの、ぇっと‥」
ここは下手に嘘ついても駄目な気がした。
とりあえず正直に言ってみるか。
「始業式だから来たんですけど誰もいなくて‥
そしたらあそこにいる怖い怪獣‥ぃや,男の人達が来てここに隠れてたんです。」
危ない。危うく男の人達を怪獣何て言ってしまいそうだった。
あの炎を噴いてるかの様な暴れっぷり。まさしく怪獣じゃないか、何て馬鹿な考えをそのまま口に出してしまいそうだった。
否、殆ど口から出てきてしまったけど。
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