310人が本棚に入れています
本棚に追加
「麻奈には、好きな人おるんか?」
「えっ?…なんで?」
―告白―
「秘密や(笑)」
「ケチ(´ω`)」
「で、おるんか?」
「うーん……いるかな?////」
「……ふーん、そっか」
「えっ?それがどーしたの??」
「なんでもないでぇ」
「可笑しな白石君(笑)」
昼休み 教室
「なぁ?謙也。」
「なんや、白石。」
「俺の相談乗ってくれへんか?」
「麻奈のことか?」
「なんでわかったん?」
「顔に書いてあるで(笑)」
「あっそ……」
「つれないなぁ~」
「はぁ…」
「そーと悩んでるみたいやな(笑)」
「だから麻奈とよくしゃべってるお前に相談しに、きてるんやけど?」
「で、今回はどうしたんや?」
「それがなぁ……麻奈に好きな奴がおるみたいなんや…」
「ふーん。それが、どうしたんや?」
「どうしたんや?って麻奈の好きな奴が誰やかわからないから悩んでるんや」
「そんなことか(笑)」
「そんなことかってひどくないか、それ?」
「まぁ、頑張りや(笑)」
「もういいわ…お前に相談した俺が馬鹿だったわ。」
最初のコメントを投稿しよう!