PrologueEpisode1

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 終わった。俺の人生ゴールが見えちまった…。 「そうだ!君の歓迎会しなくちゃね。」  カンゲイカイ?何の?オタクの世界への?つか俺カンゲイされてるの? 「私の同人サークルで、仲間があと2人いるから紹介するねっ!来週の日曜日開けといてね。」  もうどうにでもして下さい。そして早く俺の私服を返して下さい。  狭いトイレの個室で、本当に、本気の涙を流しながらブレザーを脱ぎ私服に着替えた。俺は今日、開けちゃいけない扉を開けてしまったんだと思った。
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