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オレンジ色の夕焼けが
まぶたに重くひかって
なんだか
淋しくなるの
おもわず
涙こぼれてしまう
寂しがりやの心が
切なく胸を締め付ける
「さよなら」の言葉の意味を
思うと
涙こぼれる
あなたの、去っていく
後ろ姿をただ見つめていた
私、どんな顔してた?
あなた、どんな顔してた?
夕焼けが2人の顔を消してゆく
涙は黒い影に覆われて、きっとあなたは、知らないわ
「さよなら」と言った最後の言葉を
本当は、聞きたくなかった
涙は黒い影に覆われて、
きっとあなたは、知らないわ
ひとりぼっちの、帰り道
あなたと、手を繋いで帰ったこの道を
思い出だけが、胸を締め付ける
幸せだった、あの頃が
今は1人ぼっちの帰り道
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