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禁煙ゲームで苦しんでいる人にはちょっとイメージできにくいかも。
「一生吸わない道」を歩んでいるなかで
吸うも吸わないも自由自在なんて意味わからんし、ありえないよね。
「たばこを吸わないことを続ける」ことが禁煙ゲームのルールで、
我慢できなくなり吸った時点でアウト。
うん、つまらん。
禁煙ゲームをクリアしようなんて考えていたことがつまらん。
しかし、そのつまらんことのおかげでものすごい発見があった。
すべての思い込みを外し「禁煙とはなんぞや?」を真剣にみつめたとき、
世の中が逆さまになったような感覚が脳天を直撃した。
あの瞬間だった、理解しないまま「コツ」を感じれてしまったのは。
「まさか!?まさか!?まさか!?」の連続。
吸うか、吸わないかを選ぶとき、ものすごく細かい対話がある。
お米一粒を噛み締め、食べれることのありがたさを感じるというくらい、
それくらい細かい対話ができて初めて視える世界がある。
細かい対話を習慣にすることで、あらゆることが自由自在になる。
たばこを吸うか、吸わないか、ただそれだけのことを真剣に追求するだけで、
人生を左右するかくらいの気づきを与えられるとは思いもしなかった。
何より、「禁煙」という言葉が「誘惑そのもの」だと感じたとき、
「やめたい人のほとんどはやめれない・・・」と確信した。
「禁煙ゲーム」の世界から抜け出さない限り、本当の罠には気づけないからだ。
禁煙の苦しみはたばこそのものではなく、禁煙ゲームにある。
そのことに気づいてしまえば、吸うも吸わないも自由自在になるはずなのだ。
ニコチン依存、禁断症状なんか存在しないことにも気づくはず。
ほとんどの人は、知らず知らずのうちに禁煙という宗教にはめられている。
「たばこをやめたいなら禁煙をやめたらいい」
どう考えても矛盾している、しかし、これが本音なんです。
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