美味しく吸えれば笑顔になれる

2/2
前へ
/3000ページ
次へ
「禁煙してるんじゃないんだから、焦らないで決めな。」 禁煙ゲームの世界ならこの声は「誘惑」になるんだろうけど、 その世界に属していない意識で感じたとき、「救い」になった。 吸いたければ吸ったらいいのだ、我慢する必要なんてどこにもない。 その意識をしっかり持ちながら、「吸いたくなるとき」を楽しむ。 ここがものすごく重要。 そのときに「やっぱり今じゃなくてあとにしよう」を体験できたなら、 「吸いたい気持ちを我慢して・・・」とは全く異なる気持ちをしっかり掴み取れる。 一服したい気持ちはあるんだけど、別に急ぐこともない。 こういうときに「もしかしたら禁煙できちゃうかも!?」がよぎるものなのだ。 心にゆとりがあるから、「一本ぐらい大丈夫」と吸わなくてもいいのに吸う。 これは本当にもったいない。吸ってしまったというもったいなさではなく、 「吸いたくてたまらないときに吸うほど美味しくない」からもったいない。 たばこを吸う人にとってたばこは「超高級料理」に匹敵する。 超高級料理を腹いっぱいのときに食べる人なんて普通いない。 どうせなら、すきっ腹でよだれがでる状態のときに食べたい。 感謝も倍になる、美味さも倍になる、笑顔も倍になる。 「超高級料理」はしっかり噛み締めていただかないと(笑)。 今自分が必要としているものすべて、超高級物なのだから。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

698人が本棚に入れています
本棚に追加