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「禁煙してるんじゃないんだから、焦らないで決めな。」
禁煙ゲームの世界ならこの声は「誘惑」になるんだろうけど、
その世界に属していない意識で感じたとき、「救い」になった。
吸いたければ吸ったらいいのだ、我慢する必要なんてどこにもない。
その意識をしっかり持ちながら、「吸いたくなるとき」を楽しむ。
ここがものすごく重要。
そのときに「やっぱり今じゃなくてあとにしよう」を体験できたなら、
「吸いたい気持ちを我慢して・・・」とは全く異なる気持ちをしっかり掴み取れる。
一服したい気持ちはあるんだけど、別に急ぐこともない。
こういうときに「もしかしたら禁煙できちゃうかも!?」がよぎるものなのだ。
心にゆとりがあるから、「一本ぐらい大丈夫」と吸わなくてもいいのに吸う。
これは本当にもったいない。吸ってしまったというもったいなさではなく、
「吸いたくてたまらないときに吸うほど美味しくない」からもったいない。
たばこを吸う人にとってたばこは「超高級料理」に匹敵する。
超高級料理を腹いっぱいのときに食べる人なんて普通いない。
どうせなら、すきっ腹でよだれがでる状態のときに食べたい。
感謝も倍になる、美味さも倍になる、笑顔も倍になる。
「超高級料理」はしっかり噛み締めていただかないと(笑)。
今自分が必要としているものすべて、超高級物なのだから。
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