文学泥棒と学校一の落ちこぼれ

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燦々と輝く太陽、辺り一面の金色の世界 どこからか吹く風は砂を巻き込み吹き荒れる。 そん中に俺は今立っている。 俺の名前は蒼井 一(アオイ マコト)  ついこないだ高2になったばかりの16歳だ。 成績は中の下 進路は文転はできても理転は難しいという理由で理系コースに在籍。 運動には自信あり、だけど人前でそれを披露したことはない。 まあそんなこともあってか学校ではいわゆる落ちこぼれのポジションをいただいていた。 学校は登校しても、1日中屋上で過ごし人気(ヒトケ)がなくなってから家に帰る。 そんな生活を送っていた。 いや、送っていたはずだった… あいつが来るまでは……
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