まだ神々が人の近くに居た時代の話…

デレッセの誓い

ディグレッセとアマレストで

ウェルトリア軍とデレッセ軍が雌雄を決しようとしていた…

ウェルトリア軍
シドー飛竜隊[騎兵部隊]
[隊長]
まずいな
増援がいたのか？
[小隊長]
はい
隣の城からのようで
弓部隊がおものようです
[隊長]
シドー様に伝令だ！

弓部隊が増援として
派遣され
飛竜隊は危険な状況になりかねないと
[伝令兵]
了解しました
では、急いで！
[隊長]
頼むぞ！

ウェルトリア南方軍
デレッセ侵攻陣営
[伝令兵]シドー様！
伝令です！

[シドー]
なんだ？
[伝令兵]
弓部隊が増援でアマレスト城に到着した模様です！
[シドー]
なんだと…
面倒な…
仕方ない…
このまま仕掛けしかないな…
そう伝えろ、
[伝令兵]
了解しました！

アマレスト城
[王]
弓部隊が来てくれたお陰でウェルトリア軍の飛竜隊はうかつに攻撃出来ぬな
[ティーナ]
そうかしら…
きっと仕掛けてくるわ…
[アル]
そうだな
時間もなさそうな感じだしな向こう
[ガント]
アマレストはアリティアに最も近い城…
敵前線基地には持ってこいってわけですな

[アマレス兵]
伝令！
敵が見えました！！
仕掛けてきます！

[王]
きたか…
迎撃するぞ！
ガント殿裏門は任せますぞ！
ティーナ姫は負傷兵を任せます

アル殿
正門を一緒に守りましょう
[アル]
わかったぜおっちゃん
[王]
…おっ…おっちゃん…
[ティーナ]
アル！ガン！！
[アル]
いで！！
[ティーナ]
失礼でしょ！
さあ行きなさい！
[アル]
へいへい
さて行くか
アマレスト城裏門
[南方軍兵]
あの重騎士なにもんだ！

あんなつええ奴居なかったはずじゃ！

[ガント]
さあ！
裏門は突破させぬぞ！
かかってこい！！

アマレスト城正門
[敵隊長]
くそ投石と弓で思うように進めないな…
[アマレス兵]
うん？
ぐは！！
[シドー]
城門を開けるぞ！
[王]
なに！？
城門があいた！？
守備兵は！？
[伝令兵]
どうやら
敵が飛竜に乗り城内に侵入
中から開けたものと思われます！
[王]
まずいな
突撃してくるぞ！
歩兵部隊で迎撃せよ！
[敵騎兵部隊長]
城門が開いた！
全軍突撃せよ！！