アタリ

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アタリ。 道を歩いていたら そう書かれた紙が 落ちていた。 何が当たっているのかと 興味を持った私は、 不思議に思い 紙に書かれた文字を 読んでいた。 「…おめでとうございます。 当選して、 今この紙を持っている、 そこの貴女。 きっと彼氏が いないのでしょう」 呼んだ瞬間私は イラッとした。 なんなんだ、 この失礼な紙は… 一応続きを読んで見ると 「貴女に当選したのは、 なんと一等!賞品は 五人のイケメン達です!」 それを読んだ瞬間、 私はため息をつく。 「………はあ。 ナニコレ、 超くだらない」 私は特に何を 考えるでもなく、 その紙を捨てたのだった。
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