髪飾りを貴方に……

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 「カラス、遅れてごめん。君と出会ったその日から好きだった」  「僕は邪魔じゃないですか?影じゃないですか?」           ヒト  「勿論。私の大切な恋人だよ」  カラスは嗚咽を繰り返しながら、自分の手をトキの背中にまわす。  ──もう、はなさい。  「影じゃないんだ」 .
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