3rd,Stage 市街戦 ―巨大生物の隠されし武器―

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『こちら本部。巨大生物は強力な酸を吐くことが分かった。アーマーをも溶かす恐ろしい武器だ。注意しろ』  解析おせえよ。俺はため息をついてマイクに向かって喋る。 「本部、応答願います。これより巨大生物の殲滅及び生存者の救助に向かう。この現場の総員数と死者数を教えてほしい」 『了解した。現地には計四十三名が出撃。戦死者は少なくとも十五名以上だ』 「こちらストーム1。了解」  思ったより状況は深刻らしい。予想外の痛手ということだ。 「隊長、これからどうするんですか?」 「……巨大生物を駆逐しなければならない、が」  最早一刻も無駄に出来ない。早々に生存者を救出する必要がある。 「この近くでレンジャーチームが戦闘中だ。直ちに合流、救助する。巨大生物殲滅は、その後だ」 「了解!」
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