3rd,Stage 市街戦 ―巨大生物の隠されし武器―

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「これより、ストーム1の指揮下に入ります!」 「合流する!」 「俺も連れていってください!」  幾度と会敵しながらレンジャーチームと合流する。彼らは皆が皆、ぼろぼろだった。  恐らく、少数で戦闘をしたのが間違いだったのだろう。本部め、もう少し状況を見てもいいだろうに。  俺は生き残りを見渡す。1、2、3……17人。26人が犠牲となった計算だ。 「よし、残った巨大生物を殲滅する。総員、酸には十分注意しろ」 「り、了解」 「なあ、俺達ってEDFだよな……?なんで虫と戦ってんだ?」 「それは……奴らが脅威だからじゃないのか?」 「いや、そうじゃなくて。EDFは異星生命体との交戦を主導する組織だろ?それがなんでデカイ蟻を相手にしてんだ?」 「もしかしたらこいつらフォーリナーが連れてきたのかもな」 「やっぱりお前もそう思うか?やっぱ普通はそう思うよな」 「ああ、まあな……」 「上の奴らは何考えてんだろうな。とっとと宇宙人を追い払えばいいのに」  後ろでそんな会話が交わされていた。  だよな。俺も同感だよ。
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