4th,stage 降り来るもの ―フォーリナー<降り来るもの>―

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 その後、周囲の巨大生物を殲滅した俺達は、銃弾の補充を急いでいた。  というのも、先程本部が通信でこんなことを言っていたからだ。 『その先でレンジャー4が巨大生物と交戦中だ。援護に向かえ』  幸い、軽傷者しか居なかったため走りながらのリロードは苦にならない。  全員の再装填が終わった頃、赤黒い物が視界を過ぎった。 「総員、戦闘準備!」 「いつでもどうぞ!」  全員が武器を構える。 「突撃だぁ!」 「あああああああああああ!!」 「レンジャー4!聞こえるか!」  俺は散弾を蟻に撃ち込みながら叫ぶ。 「こちらレンジャー4!援軍か!?」 「そうだ!ストーム1、レンジャー4と合流!」 「これよりストーム1の指揮下に入ります!」  このやりとりの間も戦闘は続く。ショットガンの得意分野は接近戦。零距離で攻撃し、確実に一匹ずつ数を減らしていく。  その時。 「な……弾切れか!?」  共に行動していたストーム2の隊長の声だった。 「リロードする!援護してく――うわああああああアアアア!!」 「隊長!!しっかりしてください!!隊長!!」  この作戦で初の戦死者。だが、今は目の前の敵を倒さねば。
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