夏だ!!夏だ!!なんか色々だ!!

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カストル「ダメです」 カストルは厳しく言った。 そんなカストルの言葉に萌月はムスッとした表情を浮かべる。 カストル「いいですか萌月様。このカラスは人形とかのおもちゃではなく、生きているのです。つまり飼うということは、その動物の命を預かるということで、途中で飽きたとかで捨てることなどできませんよ。」 萌月『頑張る!!飽きない!!ちゃんと育てる!!』 萌月にしては珍しく興奮しており、わがままを言う。 カストル「今は気持ちがありますが、その気持ちが永遠に続けられるという保障はありません。それに1人ではなにもできないじゃないですか?治療だって私たちがいなければできなかったでしょう?」 ポルックス「本当は姉さん飼いたいのにね(ボソッ)」 風月「あ、やっぱ?キラキラした目がチラチラとカラスに向けられてるもんね(ボソッ)」 カストルとの激しい論争の中、風月とポルックスは我関せずとばかりに眺めていた。 カストル「どうしてもというなら、1人でこの子を起こしてみて下さい」 カストルはとうとうカラスを指さして萌月に無理難題をだした。 白いカラスは応急処置はしたものの、いまだに気絶しており、横たわっている。 萌月『え?それだけでいいの?』 しかし萌月はそう言うと、スケッチブックを床に置いて壁の方へとてとてと走っていった。
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