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なぜこんなに集まったかというと、朝、電話が何本もかかってきており、それらの内容はすべて夏休みの宿題を一緒にやらないか?ということで…
そして様々ないきさつがあるのだが、そこは割愛してこうして集まってしまったのだ。
赤月院「というより風月は宿題終わったの?全然手が動いてないじゃない!!」
赤月院は委員長というだけあり、ここでもリーダーシップを発揮していた。
怠けていたらすぐにこう怒るのだ。
しかし今日の風月は違っていた。
風月「ふっふっふ…これを見よ!!」
風月はすべての宿題を赤月院の前にやった。
赤月院「ま…まさか……!!」
赤月院は1つのノートを手に取り、ペラペラペラとめくる。
そしてそのノートを見終わると次のノートへ。そしてまた見終わると別のノートへ……
赤月院「お…終わってる。しかもまだ完全に見てないけど全問正解している……」
全員「なん……だと……?」
全員は赤月院の前にあるノートに砂糖を見つけたアリのように群がる。
全員「「「す…すげぇ…」」」
そして全員が同時に同じ言葉をもらした。
風月「ふはははは!!敬え!!讃えよ!!そして崇めよ!!!!」
風月のノート
そこには事実しか記されていなかった。
そのノートには多くの赤字が記されており(ただの赤ペンで書いてるだけ)、多くの青字が記されており(ただの青ペンで書いてるだけ)、そして、あまりの出来のよさにノートが黄金に輝いていた。
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