いじめ

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「俺の席どこですか?」 「鮎川君の席は亀松 弘弥君の後ろですね」 さっきのメガネチビの後ろらしい窓際で日差しがよく入っていい席だ。 俺は机にダルそうに座った。 「それではクラス委員を決めたいと思います。」 「まず立候補者はいますか?」 誰もそんなの普通やりたくない。 優等生が手をあげるんじゃないかと勝手に思い俺は机に顔をつけて寝ていた。 「いませんねぇ」 「おい‥ダメ松お前やれよ…」 「えぇぇ…」 誰かがさっきのチビメガネに叫んだ。
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