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「お前がお似合いだよ ダメ松」
ニヤニヤしながらさっき叫んだ奴がチビメガネに追い討ちを掛けるように吐き捨てた。
「静かにしなさい」
先生の一言で周りは静かになって亀松は下を俯いたままだった。
「亀松君に推薦がはいりましたが皆さんは賛成ですか?」
おぃおぃ先公
さっきのが推薦?
お前もおかしいぞ
その前に亀松に意見は聞かないのかよ
俺はそんなことを思いつつも関係ないふりをしていたときに亀松が一言ボソッと言った。
「な‥な‥名前の順ではダメですか?」
名前の順に俺は反応して机から勢いよく顔を上げて立ち上がり。
「あぁ 名前の順?お前そんな適当な事いってんじゃねぇよ」
俺は自分に火の粉を払うように亀松に向かって怒鳴りつけた。
なんせ俺は名前の順で網奈の次だ。
いない奴の次にくるに決まってる。
辺りは静まり返った。
先公までちょっとオドオドしている。
亀松は怯えながら泣き出してしまった。
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