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「おい大丈夫か?」
「手加減してっからそんなに効いてねぇーだろ?」
「早く起きろよ」
俺は亀松に軽く蹴りをいれたが亀松が動く気配がない。
「おい ふざけてんなよ」
亀松を掴みあげると亀松は泣いていた。
「ひっひっ‥ああ鮎川く君」
「なんだよ」
「ご ご ごめん」
「別にお前助けたつもりはねぇよ」
「お前は気に入らなかったし別に見殺しでも良かったんだけどな」
「仲間にいれてもらいたかったからお前利用しただけだからよ」
「鮎川君 あの人達の仲間になるの?」
「・・・今度は俺がお前カツアゲしてるかもな?」
「えっ?」
「冗談だよ お前なんかこれっぽっちも興味ねぇよ」
「1人で立てるよな? それじゃ~な」
香澄はそのまま倒れた亀松に手を貸す事なく去っていった。
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